製品情報

超振くん

従来の方式

 従来の形式ですと『トリミングプレス方式』『手折り方式』等があり、それぞれ問題点がありました。

 トリミングプレス方式では金型の作成・保管・メンテナンスに費用がかかり、段取りに時間がかかります。

 手折り方式では人手がかかり、量産向きではありませんでした。

トリミングプレス方式 トリミングプレス方式

手折り方式 手折り方式

超振くん -電動式超振動トリミング装置- (PAT)

ロボテックはダイカスト現場のトータルシステムを目指して、この度 電動式超振動トリミング装置『超振くん』を開発しました。 超振くんは金型を要した従来法の問題点を解決する方法を提案します。

動作原理

ダイカストは製品部がランナー部とセキ(ゲート)によって繋がり、 製品部にもオーバーフローが セキで繋がっています。

個々の部分が持つ質量に固有振動周波数を合わせると共振作用が起こり、 最も弱い部位『セキ』(ゲート)が破断します。

この原理を応用して金型の要らない 段取り不要なトリミング装置(超振くん)を開発しました。

製品の質量に応じた最適周波数の設定は、分離時に発生する衝撃を和らげ、 自然落下は打痕の発生を防ぎ薄物厚物、数個取り等を分離します。

導入を考えている方へ

一度御社の商品を3~5個ほど送ってください。 弊社で破断実験を行い、状況を動画で保存します。

そのデータと破断した製品を共に返送しますので、 破断面のチェック及び動画データで分離時間等を確認して下さい。

主要仕様

対応機種 125t~シリーズ化で対応
振動装置 モーター駆動式振動装置
エアパンチ 1~3本(オプション)
エアハンマ 1本(オプション)
前処理機構 堅型・横型(オプション)オーバーフローエアベント
振動数 0~100Hz可変(プログラム動作可)
製品メモリ 90製品(うち45製品3段速度設定、45製品多数個製品別速度設定)
製品落下 光電管(標準4個)

動画 コーナー

超振くん自動運転

超振くん自動運転動画 シュートにメッシュコンベアを使用し、ソフトにワークを受けます。

超振くん テスト風景

ユーザー様から送られてきたワークの超振くんテスト風景です。

超振くんは振動により、製品とランナーの分離を行う、画期的な金型レストリミング装置です。

1650t 超振テスト

1650t大型ワークの超振テスト動画です。 大型製品も超振で分離することも可能です

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